千夏という名前。
名前は生まれる直前に最終決定しました。
早産になることが妊娠29週の入院開始時点でほぼ確定していたため(重症の妊娠高血圧で正期産までは持たないと思いますと転院初日に宣告されました・・・)、生まれた後の色んな手続きを円滑に行うために事前に名前を決めておいた方がいいねとなりました。よって出産する病院に入院してからの私の主な考え事は娘の名前でした。性別は女の子でほぼ決まりと聞いていたので女の子の名前だけを考えていました。
色んなハンドルネームやステージネームを持っている私ですが、人様が一生使う名前はなかなか決められませんでした。物凄く悩みました。最近の名づけのトレンドを参考にする気は全く起きませんでした。
明治安田生命とかベネッセとかがこういうのを出していますけど・・・
直近数年の上位に挙がってくる名前でピンとくるものは全然ありませんでした。
こういうことを言ってはいけないと思いますが「えええ・・・これはちょっと・・・」感が強く。この感覚はうまく説明できません。今の若い方々は良いなと思うのでしょうか?思うのでしょうね。だから人気の名前なのでしょうし。でも、とにかく最近の人気の名前は全くピンとこないので、どれも自分の子どもに付けたいとは思えませんでした。
過去ランキングの年次を遡っていって、大体1980年後半か1990年前半辺りに来ると何だかホッとする感覚がありました。自分の名付け親としての感覚はこの辺の年代の人に近いのでしょうか(汗)ともあれランキングは参考にならないことは確かでした。
名前を考えるに当たって適用した主な条件はこちら。
- 漢字二文字
- 音は3音まで
- 天格以外で凶・大凶が出ない画数
- どちらかの親の文字を引き継ぐ(可能なら)
音が3音までが良いというのは、夫の提案です。夫は4音の名前なのですが、長いのでいつも省略される(親にさえもw)からアレだと(笑)名前の文字の引継ぎに関しては夫の名前の文字は女の子に使えそうもなかったので、必然的に私の名前からになりました。また、画数の制約がかかるだけで結構絞られるものがありました。今流行りの?令和の令の字が入ったお名前ですが、うちの苗字に適合するものが全くありませんでした。残念。
それでもどうにも決めかねていたところがあった時、たまごクラブのお名前ブックに書いてあったことが参考になりました。それは「音」です。パパとママの名前の音を取って名前を作るという考え方です。それを適用すると「ちか」の名前が作れました。
あとは漢字です。
画数的には私の名前と同じ画数にするのが良さそうと思えました。
私は(14)(5)(3)(10)で地格13/人格8/外格24/総格32となります。
結婚前は天格9の総格22だったので老後が実に微妙な運勢だったのですが、結婚したらこの部分が改善されて先行きが明るくなりました(笑)娘が改姓するか分かりませんが、元からこの画数なら幸先がいいんじゃないのと。名前の二文字目は10画で大体決まりました。
10画だと「千夏」をはじめ「千華」「千晃」「千紘」など。「千華」も「ちか」ですが、華ってちょっと華美すぎないかな・・・と。「千夏」なら夏生まれで丁度いいし(本当は秋生まれだったんだけどね!)、元気なイメージになるので自分の中ではこれでほとんど考えが固まっていきました。ただ、読み方が若干マイナーになる点がひっかかりつつも(汗)
夫も夫で候補を考えていました。
で、最終的に残った候補2つがこちら。
- 千夏(ちか)※ママ案
- 千紗(ちさ)※パパ案
千紗も画数は同じです。
紗は生糸の薄い織物を指し、夏のイメージだそうです。
・・・できれば夫の希望も取り入れてあげたいとは思いました。
でも、やっぱこれだけは譲れませんでしたサーセン。
最終的に名前は私が決めていいよと夫は言ってくれました。
7/24の朝に緊急帝王切開手術が決まり
手術室に運ばれる直前にどっちにするの?と夫に聞かれ、迷わず言いました。
「千夏で!!」
かくして娘は「ちなつじゃないです・・・ちかです・・・」
の業を背負うことになりましたとさ。めでたしめでたし(ぉぃ)
【まとめ:うちの千夏の名前の由来】
- パパとママの名前の音から取った
- 1文字目はママから取った
- 夏生まれだから夏(本当は秋生まれだったんだけどね・・・)
- 元気なイメージなので逞しく元気に育ってほしいという願い
- 姓名判断がまともになるような画数に調整(ママと画数全く同じ)
千夏ちゃんが小学校に上がって自分の名前を書けるようになった時、どんなコメントをするかが楽しみです。8年くらい後に結果はお伝えできるでしょう(笑)
今回はここまで。