ちなつですかちかですか

「ちなつじゃないです・・・ちかです。」の業を娘に負わせた母が綴るブログです。当ブログにおいては特記がない限り、千夏の読み方は「ちか」と致します!

アメブロの千夏(ちなつ)さん。

このブログは色んな千夏さんを紹介するブログですが、今回ご紹介するのは千夏(ちなつ)さんです。娘が生まれてからアメブロのベビージャンルに目を通していますが、偶然見つけました。

染色体異常のお子さんを持つお母さんが綴っているブログです。最初から読み進めていって、とても驚きました。共通点がいくつもあったのです。まず、うちの千夏ちゃんと生まれた時期が近くて3週間くらい後です。同じ獅子座ですね。この方はヘルプ症候群で搬送され、約2ヶ月の早産だったそうです。私は幸いヘルプ症候群は発症しませんでしたが、ヘルプ症候群の原因になるともいわれる妊娠高血圧の重症で同じく約2ヶ月の早産で産みました。(1歩症状が進んでいたなら、この方と同じ状況になった可能性もあります。ヘルプ症候群は本当に危ないそうです。無事に出産されたのは本当に何よりなことでした。)そんでもって、生まれた時の体重は1キロちょっとなので大体同じです。千夏ちゃんは出生体重1088gですから千夏ちゃんの方が若干軽かった模様・・・(汗)あと、多分この方も埼玉と思われます。漂っていた(?)地名からして、比較的ご近所なのかもしれません。NICUがある病院で高度医療が受けられるところだと娘がお世話になった県小か、もしくは川越の埼玉医大でしょう。勿論、名前の読み方は違っても、見かけ上の名前はおんなじです。同じ年に生まれ、同じ名前(読み方は違うけど)、同じ県で今を生きている2人です。

 

運命ってものがあるのでしょうか。不思議な親近感を覚えました。アメブロは使っていませんが、ブログフォローはしています。エールを送ろうと思ったこともありましたが、ユーザー限定なので諦めました。否、そもそも自分が今声をかけるべきではないかもしれないとも思ったのです。

 

言うなれば、双方は並行世界に生きているともいえる状態です。

 

私は恐らく恵まれている部類に入ります。娘は在胎30週1キロギリギリの極低体重出生児でありながら、生まれて早々に自発呼吸ができて人工呼吸器挿管をせずに済み、最終的には自力でおっぱいが飲めるようになって呼吸補助も不要になって、「普通の赤ちゃんとして生活できますよ」と主治医の先生に言われて元気に退院しました。(心房中隔欠損症と肺動脈分岐部狭窄があるので循環器内科でフォローアップ中ですが、症状が軽いため年内で卒業できる見込みのようです。)みんな違ってみんないいと私は思ってはいますが、これだけ共通点があるとなるときっとお互いに比べてしまうと思うんです。元気玉を送ろうとしても、却って傷つけてしまう可能性がある。もしも逆の立場だったら、平静でいられるか自信はありませんし。

だから遠くで見守ることにしています。
 

数日前から肺炎などで調子が悪くなってしまったそうですが、ご本人の頑張りにより回復に向かっているそうです。ともかく良かったです。お家に帰れる日が早く来ますように。静かに願っています。
 

娘の入院中は毎日面会に行っていました。今の新型ウイルス流行で面会制限がかかっている状態は、親御さん達にとって大変つらいものだと思います。あと半年時期がずれていたならば、自分も同じ憂き目に遭っていたかもしれません。幾ら経過が順調だとしても、会うことが叶わないのはとても悲しい思いをすることになったでしょう。少しでも早く流行が収束することを願うばかりです。


NICU面会経験者として語りたいことは、また余裕ができたら改めて。

今回はここまでです。